スポンサードリンク

『名古屋めし』読んだよシリーズ始めません。

2015.10.09(06:00)
例のライターさんが去る7月に『名古屋めし』を上梓されました。

名古屋めしブロガーたる筆者にとって『名古屋めし』最大のエポックは“めし”であり、それはタイトルで分かりますので12月にでも古本で購入し、年末年始ゆっくり読もうと思っておりました。

もっとも、ライターさんは発行日以降の他媒体記事では“名古屋メシ”と“メシ”をカタカナで書いていますので、このタイトルは編集者の意向によるものかもしれません。

私がなぜ“名古屋めし”と書くかというと、以前もどこかで述べた通り<めしは外来語ではないから>ですが、おそらくライターさんはイタメシに引きずられていますね。

ライターさんは、一人の名古屋めしブロガーから見る限り近年安定した名古屋めし記事の論調になり、前著『名古屋メン』発行時のような“補強”は必要ないと思っています。

では、なぜ年末年始の古本ではなく、わざわざ丸善まで新本を購入しに行ったかというと、9月に名古屋めし関連のテレビ番組にライターさんが出演され、その番組内容が名古屋めしを貶す暗黒面に落ちていたからなんです。

最初、中京テレビのその番組について検証した文章を書こうと思ったのですが、それは止めました。

おそらく、再放送はないから。

内容は、ライターさんがいようがいまいが、番組初めから構成に強力なバイアスがかけられ、その自虐性は見ていて気持ち悪いぐらだったのですが、ライターさんの身から出た錆のような部分もあり念のため早めに購入し読んでおこうと思ったのです。

これがいわゆる炎上マーケティングなら、筆者は釣られた(笑)ことになりますが、これに釣られるのは私だけかもしれません。



購入し一通り読みました。

前述の通り、購入した『名古屋めし』の“補強”はしませんが、個人的に面白かったところを挙げますと…。

・P89の「なごやごはん」

ココ筆者としてはホントに面白かった、こんな学者先生がいらっしゃるとは。

論評はしますまい。

もちろん、「なごやごはん」が何を意味するのかは、私でも理解できます。

余談ですが、最近行政が発足させた<なごやめし普及協議会>。

名称自体がおかしいのは、「なごやごはん」と「名古屋めし」の区別がつかない人が多数いることが原因なんだと分かります。

・P38~の「カレーうどん」

以前指摘した、“伝説の名人”へのアプローチはないのですが、そのお弟子さんへのアプローチはあり大変参考になりました。

特に「三朝」の大将が名人の弟子であること、筆者は初めて知りました。

「三朝」のカレーうどんは、名古屋カレーうどんのビッグ4と私はしているのですが、そりゃ似るはずですね。
→「三朝」が鯱系であること『名古屋メン』でもさらりと書いてありました。

・全体

文体が文春の『東京いい店うまい店』に似て、個人的には読みやすかったです。



読んでみて、以前の『名古屋メン』比べ『名古屋めし』は内容の確度が格段に上がったと感じます。

だだ、筆者から見て“隙間”が無いわけではありません。

名古屋めしは発祥では説明できないので、語ることができるまでには時間がモノに経験が人に必要です。

いい大人でも名古屋めしの前では、無縁な人では小学生ぐらいの知識量・経験値・精神性であるのです。

暗黒面に落ちたメディアというのは、その小学生レベルに訴求する根拠や事実関係が明確ではない部分を突いてきます。

また、ライターさんを番組で使うことの“意味”を考えれば、“隙間”を埋める努力つまり、備えあれば憂いなしということになるでしょう。

◯----◯

きしめん 一八 東京八重洲店 あった場所 八重洲地下街

『名古屋メン』でライターさんが味噌煮込みうどんの店とし、筆者がきしめんの店と修正した「一八本店」ですが、その一八のれん会で“東京八重洲一八”と表記されるお店の位置が分かりました。

自分で撮影した画像ではありませんので載せませんが、興味ある方はグーグルなどの画像検索で“八重洲地下街イラストマップ”と検索してみてください。

大きめの画像にあたり、開いた画像左上辺りに、<きしめん処なご家一八>(家の字が微妙)と読める店舗が記載されています。

このイラストマップは『an・an』とのコラボで、1977(昭和52)年のモノである模様。

ここですね。

“東京八重洲一八”が八重洲地下街にあったということは、70年代後半ごろの一八のれん会が高いプレゼンス持っていたことの証明になりうります。

八重洲地下街ですから、いつからいつまであったのかは取材すれば判明すると思いますが、私としてはここまで。

今となっては意味があるかわかりませんが、現状の画像を載せておきます。

関連記事
『名古屋メン』読んだよシリーズ始めます。

人気ブログランキングへ

『名古屋メン』読んだよシリーズ始めます。

2012.06.23(00:00)
名古屋メン 和食名古屋メン 洋食

5月の末に当ブログ「名古屋めし!エ・マントナン」をなぞったような『名古屋メン』という書籍が発売されています。
→「名古屋めし!エ・マントナン」は「名古屋めし!の現在」へブログタイトル変更しています。

きしめん・味噌煮込みうどん・あんかけスパ・カレーうどん・台湾ラーメンの名古屋五大麺に鉄板スパを加え、料理系名古屋めしの麺6種類を「名古屋メン」として採り上げたものです。

対象の成り立ち分析およびトレンド把握を、個店ベースの紹介で展開していく手法や構成がコノブログと同じで、その意味では非常に良い本だと思います。

ただ、内容としてはどこかで読んだような企画もあり、ネット上で採り上げられた物の寄せ集め感も強く、しかも、基本的に<誰に取材したのか>とか<出典は何か>とか書いてありませんので、質としては高いとはいえないものであると言えるでしょう。

個人的には、「だから編集者が体裁を凝ったものにしたんじゃないの?」と穿った見方をしています。(笑)

「all about」時代からそのライターさんの記事を読んでいますが、このライターさんは記者でも作家でもなく、取材力や独創性が長けているというよりは<読ませる文章が書ける>ことにアドバンテージがあると思っています。

最低限お店で食べられていると思うので出版自体に問題はなくご苦労様と言いたいのですが、読んでみてゴク一部明らかな間違いや、おそらく間違いというかそれに意味が無いと思う部分もあり、結局<誰に取材したの?><そこのところ本当に取材していますか?>という疑問が読み手である筆者の頭に残ります。

書籍ではなくブログならほぼ満点をあげられるレベルではあるのですけどね。

それはそれとして、「なるほど参考になるな」とか「ココは見解が違うね」など各々の文章に対して論評することはしませんが、6種類の名古屋の麺に対して『名古屋メン』の内容を補強する記事は書けそうなので、『名古屋メン』読んだよシリーズとして6回、いつものように個店紹介という形で採り上げてみたいと思います。

あと、一般論としてこのシリーズを読むためには『名古屋メン』を手元に置かれ、一読されると理解が進みます。

『名古屋メン』読んだよシリーズ

1.カレーうどん 2012.06.30 カレーうどん「戸田屋」泉・高岳・東区

2.味噌煮込みうどん 2012.07.08 一半玉子入煮込うどん「山本屋総本家」名鉄店・名古屋駅-味噌煮込みうどん-

3.きしめん 2012.07.11 きしめん「一八本店」大須観音・橘・中区

4.あんかけスパ 2012.07.14 カントリースパ「からめ亭」徳川店-あんかけスパ-

5.台湾ラーメン 2012.07.28 台湾ラーメン「幸龍」上飯田・大野町・北区

6.鉄板スパ 2012.08.04 イタリアン「キャラバン」東片端・泉・東区-鉄板ナポリタン-

人気ブログランキングへ

絶品名古屋メシ『美味しい名古屋を食べに行こまい』を読んでみた。

2010.12.18(00:00)
美味しい名古屋を食べに行こまい

面白かった~。

名古屋めしは、特徴をもち名古屋の地に広がるものですが、この漫画は基本を押さえてます。

大福茶漬けもスルドイね。

これは、ヌーベル・キュイジーヌだよね。

人気ブログランキングへ
| 最新 |