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カレーうどんランチ「スパイスの秘境」杁中・滝川町・昭和区

2013.09.01(08:15)
カレーうどん 現在 名古屋めし スパイスの秘境 いりなか 昭和区

経緯とかは全く存じません。

筆者がコチラに興味を持ったのは、ココにかつて絹カレーうどんが、閉店した伝説の鉄人の店からこの名前で営業され始めた以降も存在したと確認できたこと。

しかし、当日聞いてみたところ、現在「スパイスの秘境」に絹のカレーうどんはありません。



お昼のランチ、「スパイスの秘境」ではカレーうどんにサフランライスとミニサラダ、アフターのラッシーなどのドリンクが付くセットメニューがあります。

一方で、いわゆる何種類かのインドカレーにナンが付き、サラダとドリンクのセットも同料金(だったかな)で存在しています。

前回はナンのセットを食べまして、結構美味しく頂きました。

今回は、かつて絹が存在した店でカレーうどんを食べてみます。

インド料理店 スパイスの秘境 いりなか 昭和区

聖霊病院近くのお店に到着。

カレーうどんのセットを注文ししばらく待ちます。

サラダの後に運ばれますカレーうどんです。



まず麺ですが、コチラのカレーうどんの麺は鯱系の半部ぐらいの太さで、名古屋のうどんとしての標準か若干細いものです。

そして、お汁。

あまり香るということはないのですが、紛れもない複合調の香り。

色は、お店の照明が暗くてハッキリしないのですが、黄色っぽい名古屋流と見えました。

味・中身ともほぼ鯱系と同じですが、鯱系には存在しないインドっぽい?炒めた玉ねぎが投入され、味に甘みと深みがより感じられます。

量もそれなりにあり、これにサフランライスも付いていますので結構満腹です。

美味しくいただきました。

カレーとナンのセット スパイスの秘境 名古屋
=ナンカレー

前回頂いたナンセットはそのナンが結構美味しく、昼食の目新しさということであれば、ナンセットに分があります。

でも私、名古屋人ですから。

今日は疲れているが頑張らなければならず、「スパイスの秘境」のカレーうどんでパワーだします。

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昼総合点★★★☆☆ 3.5

カレーうどん「若鯱家」エスカ店・名古屋駅-カレーセットB-

2013.04.15(00:00)
カレーうどん 名古屋駅 若鯱家 名古屋めし

昨年一年間、筆者は名古屋のカレーうどんを鯱系を視座に意識して食べたわけですが、前回の「うどん錦」に続き、今回はその歴史に濃厚な足跡を残し、現在、カレーうどんが名古屋めしとして認知されるベースを支える“ちゅるうま”「若鯱家」で久しぶりにカレーうどん頂きました。



名古屋めしブロガーたる私にとって、料理系名古屋めし12種類の中でもっとも述べるのが難しいのはきしめんなのですが、おそらく、一般的なライターやレビュワーの皆様にとっては、天むすとカレーうどんを扱えることが名古屋めしを語る上で一つのハードルになると思います。

述べ始めるとわかりますが、天むすとカレーうどんについては、歴史的な経緯やその特徴・広がりを自分のものにして語らないと、名古屋めしとして説得力ある文章を書くことは不可能なんですね。

なぜなら、標準的なその商品自体は名古屋発祥ではとりあえずの説明ができないから。

逆に言うと、その二つに限らず名古屋めしを発祥のみで“語る人・批判する人”はおそらくそのモノがなぜ名古屋めしなのか理解できていないと思います。

地元のめしというのは、その土地が発祥だから・発祥じゃないからを理由にし、その土地の地元めしと言えるようになる・ならないとなるわけではありません。



名古屋めしの超弩級・あんかけスパの「パスタ・デ・ココ」については、完全なディフュージョンといえるわけですが、同じように地に広がる名古屋めしたるカレーうどんを広げた「若鯱家」については、歴史が絡みますのでそのプレゼンスはより強力です。

以前指摘しました“若鯱家商標伝説”は、その肝心な部分が調べた限りネット上では全く開示されていません。

私も詳しいわけではありませんが、最終的などんでん返しが起き解決に向かう過程で、なにがしらの配慮が必要な部分が存在するのではないかと推察します。

そうであるとすれば、ちゅるうま「若鯱家」がネット上での批判の中、沈黙を守ってきた理由も筆者としては合点がいくのです。

名古屋めし カレーうどんのパイオニア 若鯱家 エスカ店 ちゅるちゅる うまうま

久しぶりの「若鯱家」カレーうどん。

お汁の部分は鯱系の個店と比較しても遜色ないもので、特にコクの部分はナッツ系の味をベースに感じ素直に美味しく、香りも複合調で現代的です。

麺はですね、これまた鯱系の伝統を受け継ぐ太麺で、これはこれでよいのですが、個人的にはコシがもう少し緩いとより美味しくなると思います。

で、これが渾然一体となる商品としてのカレーうどんは、名古屋の個店との比較では今一歩ということになってしまいます。

最大の理由は手作り感に欠ける印象を受けること。

「若鯱家」はカップ麺を期間限定で出していますが、お店で食べるよりもカップ麺の方が旨いと感じるのはどうゆうことなのか。(笑)

カップ麺のカレーうどんが、カップ麺としては突出して美味しいこともありますが。

お汁はとっても良いのですから、麺の扱いをもう少し工夫するなり見せ方を変えるなりすれば、組織力もありお店も綺麗なのですから、もっと高い評価を受けること間違いないところと思います。

カレーうどん、美味しかったです。



名古屋めしの亜大陸・カレーうどんを、重層的で複雑な麺文化を持つ名古屋の名古屋めしとして体系的に把握しようとしている人は、ネット上ではごく少数の方しかお見かけしません。

つまり、名古屋めしとしてのカレーうどんは、一般的な人にはちゅるうま「若鯱家」がその認知を支えているのです。

もう一歩です。

頑張りましょう。

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昼総合点★★★☆☆ 3.3

“冷カレー”「うどん錦」栄・中区錦三丁目-カレーうどん-

2013.01.01(02:00)
カレーうどん 名古屋 黄色 名古屋流 栄

筆者は昨年1年間、名古屋のカレーうどんを鯱系を視座に意識して食べて参りました。

今回はその集大成、現在の名古屋カレーうどん界でもっともプレゼンスを持つ「うどん錦」を採り上げます。



その前に、コノ1年間で記事にしたカレーうどんを振り返りますと…。

・「若鯱家」清明山
・「手打ちうどんかとう」中村区役所
・「清平」浄心
・「おか茂」那古野
・「有伝亭匠」女子大
・「つる岡」千代田
・「三朝」今池
・「戸田屋」高岳
・「鯱乃家」黒川
・「香月」小碓
・「柳屋」東別院
・「つる鈴」中村区役所

の12店。

まず、「黒川」「清明山」はもちろん鯱系そのもので、名古屋の“カレーうどん”を代表するお店であること再確認できています。

ただ、その広がりに陰りが出てきているのも、最近よく思うところです。

その2店に加え、東京由来でありながらを地域性を備える「三朝」と今回の「うどん錦」の4店が、名古屋カレーうどん店のビッグ4であるという見立ては不動です。



名古屋流の黄色さを持つ「おか茂」「戸田屋」でカレーうどんを頂けたのは昨年の収穫です。

今後、定期的に訪問したいと思っています。

また、鯱系よりもっと重たいお汁の重量系である「清平」「つる岡」は、一つの方向性を感じました。

個人的にコノ系統のお店の広がりは、予想以上にあるのではないかとの気がしています。

ほかにも、「匠」「香月」が持つ独自創作系は、根強い支持があると見ています。

最後に、「つる鈴」は鯱系と重量系の中間ぐらい、「柳屋」は名古屋流と重量系の中間ぐらいな印象で、名古屋のカレーうどんを分析する上で大変参考になっています。



「うどん錦」は現在知っている限り、鯱系であること・黄色い名古屋流であることを兼ね備える唯一無二の個人店です。

あまり情報開示がされないので婉曲に申しますが、今コノお店の味がトレンドを発生させていて、東北・東海・四国にレシピ分け店が確認できます。

東京・銀座にもコノ系統のお店が一昨年出現しました。

そのお店がメディアの目に留まることによって昨年前半多くの媒体で採り上げられ、「うどん錦」が鯱系であること明確になっています。

ただ、残念なことに銀座のお店は6月頃だったか閉店しています。

東京のうどんスノッブは結局讃岐スノッブですので、名古屋の重層的で複雑なうどん文化を理解していないのと、やはり開店直後の震災により、それ以降、東京民の帰宅が早まり夜の街に客足が遠のいたのも、飲んだ後の締めの店としての特徴を持つ「うどん錦」系としては苦しかったのではないかと推察しています。

カレーうどん 錦 名古屋 鯱系 前
=前回食べたカレーうどん

「うどん錦」は、昨年のカレーうどんシリーズで大変参考にさせて頂いた、彼の名古屋カレーうどんランキングでは同点の第5位。

久しぶりに訪れました。

ココで能書きをたれますと、鯱系カレーうどん店としてのメニュー上のレゾンデートルは、コロが凝縮系(いわゆる香る露)であることと、冷たいカレーうどんが存在することにあります。

「鯱乃家」ではよくレビューされる冷たいカレーうどんが、「うどん錦」ではあまり報告されていないことを考えると、名古屋の地の人ではなく、訪問者が多くレポートされているお店のように感じます。

名古屋(鯱系)では冷たいカレーうどん(いわゆるひやあつ)のことを“冷カレー”(つめかれい)といいますので、訪問者の皆様も覚えてくださいね。

今回、筆者としても初めて「うどん錦」で「“冷カレー”ちょー」とメニューに存在しないのにも関わらずオーダーしましたが、なんの問題もなく通りました。

私が初めて“冷カレー”を覚えたのは、かつて「うどん錦」と並ぶ名古屋流鯱系先端組ツートップであった「若鯱家」極楽店の大将がこうおっしゃっているのを聞いてと記憶していますので、鯱の絆で結ばれる鯱系のお店で知らないとか出来ないのとか言うのはおかしいのです。

うどん錦 名古屋市中区 錦三 名古屋流鯱系 名店

しばらく待ちまして、目の前の台上に出されます“冷カレー”。

やはり訪問者が多いのか、「はい、冷やしです。」と親切にも職人さんは普通名詞で一言添えられます。

その“冷カレー”、黄色い名古屋流のお汁で、香りもいわゆる懐古調ではなく複合調です。

以前食べた時より、お汁のポタージュ感がより強くなった気がしますが、鯱系そのものである複合カレースパイス・ノンカタクリ・ダブル出汁の味。

麺は「鯱乃家」よりは細いと思いますが太麺で、冷やしですから猫舌の私でもスルスルといただけます。

“冷カレー”にすると麺に若干のコシがでますので、うどんらしいうどんになるのも良いですね。

具は豚肉にネギ、そして鯱系の象徴厚い油揚げ。

中身はいつもの味で満足です。

美味しかったですよ。



「うどん錦」は飲んだ後にサクッと締めでいただけるのを特徴にしたカウンター店ですので、長居するのは無粋です。

出張で名古屋へ来たが新幹線の時間が迫っている、しかし、どうにも「うどん錦」のカレーうどんが大好きで食べて帰りたいと思う訪問者のあなた。

次回は、食べるのに手間取らない冷たいカレーうどんを、「“冷カレー”ちょー」とオーダーし素早く食べ終われば、カウンターに長居する有象無象な客から一目置かれること間違いなし。(笑)

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昼総合点★★★★ 4.5

カレーうどん「つる鈴」若宮町・中村区役所

2012.12.16(00:00)
カレーうどん 名古屋めし つる鈴 中村区役所

ちょっと気になることがあり、中村区役所近くの「つる鈴」(つるりん)へ伺います。

場所は桜通線・中村区役所駅徒歩2分。

現在名古屋のうどん店で最高クラスの評価を受ける「かとう」の交差点対面ちょっと奥。

昼すぎに訪れましたお店ですが意外と混雑しています。

目的のカレーうどんを注文ししばらく待ちました。



まず麺です。

名古屋流鯱系との比較では、それより細めの麺ですが存在感はあります。

そして、お汁。

運ばれた時に、比較的強い懐古調の香りがしました。

色は名古屋流の黄色味が際立つものではありません。

お汁自体の密度が高く、若干のカタクリ感があり、どちらかといえば「清平」のような重量系です。

具は越津系のネギに豚小間・四角い揚げに名古屋蒲鉾。

カレー自体は甘みも感じますが、そこに唐辛子系のスパイスが入ってますので印象としてはピリ辛になっています。

出汁はおそらくダブルと思いますが、ちょっと判りません。

全体としては平均以上の味で美味しくいただきました。

つる鈴 つるりん 名古屋かれーうどん 中村区役所 中村区

「つる鈴」のカレーうどん、鯱系というよりは伝統的なカレーうどんが名古屋寄りにシフトしたものとお見受けします。

現在の名古屋カレーうどん界を見極める上で、参考になるお店とも思います。

なにより、お店に入りやすい雰囲気が素晴しいです。

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つる鈴そば(蕎麦) / 中村区役所駅中村日赤駅本陣駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

カレーうどん定食「柳屋」橘・東別院・中区

2012.11.03(00:00)
カレーうどん 名古屋 柳屋 橘 東別院 中区

2012年カレーうどんシリーズ第11弾

ネット上の画像を見て気になっていた、中区・橘の「柳屋」へお邪魔しました。

コチラ「柳屋」は昭和13(1938)年の創業。

「柳屋」の屋号は、以前採り上げました「桔梗常」の『大名古屋便覧』にもみえていますので古い屋号であること間違いありません。

ガラガラと引き戸を開け、席に座りますとそこは昭和の世界。

きしめん・志の田・玉子とじ・松月などのメニューが並びます。

今回は、目的のカレーうどん定食を注文し、しばらく待ちました。

麺類一式 柳屋 うどん きしめん 中区橘

運ばれて参りましたカレーうどん定食です。

定食にはコロッケとほうれん草のおひたしと沢庵、ゴーヤの小鉢とご飯が付きます。

まず麺です。

「柳屋」の麺は、名古屋のうどんの麺標準より若干細い麺だと思います。

麺自体は、手打ちで存在感があり食べ応えがあります。

次にお汁。

若干ではありますが、名古屋流の黄色味があるカレー汁です。

食べ始めはあまり感じなかったのですが、基本的には鯱系と同じトレンドを持ったお汁です。

かやくといいますか具は、豚肉とネギ。

あと揚げもあったかな。

そして、最大の特徴は玉ねぎが多く投入されています。

名古屋のカレーうどんは、玉ねぎをあまり使いませんので、特徴的であるといえるでしょう。

また、出汁はダブルとは思えなかったのですが、ダブルのような味がするんですよね。

非常に興味深いカレーうどんで大変美味しかったです。



カレーうどんの方向性としては「清平」や「つる岡」と似ていると思います。

ただ、「柳屋」はソコよりお汁の色が薄くかつ重くなく、筆者が言う名古屋流の黄色さと鯱系のサラっとしたノンカタクリさも微妙に持ち合わせ、個人的には“発見”といってよい程の楽しいカレーうどんでした。

あと、コチラは今の飲食店が忘れかけている、昭和のお店に存在した客あしらいの丁寧さも持ち合わせます。

中区・橘・東別院でお昼に迷った場合は「柳屋」も思い出してくださいね。

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柳屋うどん / 東別院駅上前津駅大須観音駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

カレーうどん「香月」小碓・名古屋競馬場前・港区

2012.08.26(00:00)
新進気鋭 カレーうどん 香月 小碓 名古屋競馬場前 港区

一度お邪魔したいと思っていました小碓「香月」でカレーうどんを食べてきました。

コチラ「香月」は伝統的な“名古屋手打ち麺”標榜し、メニューに

こね
足踏み1
ちぎり出し
本丸け(本まるけ)
足踏み2
延し
包丁


の行程を明確に表示しています。

“名古屋手打ち麺”を打ち出すお店は一般的に意欲が高いお店が多く、そのためメニューがどちらかといえば創作系となり、名古屋めしブロガーとしては“トレンド把握店”として重要なお店になってきます。

高いモチベーションを持ちまして、港区まで車を走らせました。

香月 港区 小碓 創作系 味噌煮込みうどん きしめん あんかけ

お店に到着。

プッシュ式の自動ドアを開けるとまだ新しい店内に、テーブル席と小上がりが広がります。

暑い日でしたが、気になっていたカレーうどんと中ライスを注文しました。

ライスを付けると定食になるようで、当日はカボチャの煮物と漬物がセットされます。

それなりの時間がかかり運ばれて参りましたカレーうどんです。



照明の加減があるのか思っていた色と異なりますが、黄色味を持つカレー汁です。

香りは紛れも無い懐古調。

お汁は薄いカタクリ感があり、出汁もダブルではないと思います。

具は、越津系ネギに豚肉。

それに後から加える刻みネギが別皿で付いています。

麺は細めの麺ですが、さすがに“名古屋手打ち麺”程よいコシとツヤを感じますね。

全体的な印象としては、名古屋流の「戸田屋」と讃岐の「かとう」を足して二で割って具を減らしたイメージのカレーうどんです。

美味しかったですよ。



「香月」のカレーうどんは一見名古屋的でありながら讃岐のようなトレンドを持ち、かつ勘考されたレトロモダンのカレーうどんと捉えられると思います。

名古屋のうどん好きにも分かりやすく、それが高い訴求力を発生させるポテンシャルにもなるのではと感じます。

「香月」の大将はあんかけが得意であるようなので、あん玉のカレー味があると個人的には面白いと思いました。

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香月うどん / 名古屋競馬場前駅中島駅南荒子駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

冷カレー「鯱乃家」黒川・北区-カレーうどん-

2012.08.05(00:00)
冷たいカレーうどん 冷カレー 鯱乃家 元祖 鯱系

彼の名古屋カレーうどんランキング第2位。

鯱系の総本山、黒川の「鯱乃家」で久しぶりにカレーうどん食べてきました。

ココ「鯱乃家」は、モチロン<鯱系の原点>であること間違いありませんが、今ソコに“伝説の鉄人”はいらっしゃいませんし、“伝説の鉄人”から直接薫陶を受けた方もいないと思われますので、個人的にはソレ以上でも以下でもないお店になっています。

また、筆者は名古屋のカレーうどんを理解する上で、名古屋流と鯱系をゴッチャにするようなことはせず一応主従で捉えていますので、名古屋流の特徴である“黄色”味があまり強くない「鯱乃家」に近年あまりモチベーションが発生しなかったのも足が遠のいた原因でした。

ただ、今年は名古屋のカレーうどんを折を見て食べるのが年初に立てた計で、その中では「鯱乃家」を外すことはできず黒川までお昼に車を飛ばします。

鯱乃家 元祖若鯱家 カレーうどん 黒川 北区

お店に到着。

ガラガラと引き戸を開けカウンター席に着きます。

暑い日でしたので、絹カレーを注文しましたが本日は終わったとのこと。

ではということで普通の冷カレーを注文しました。

あとで気がついたのですが、「鯱乃家」の木板に冷カレーは無いみたいですね。

鯱系ですから存在しますので、冷カレー(つめかれい)で注文が通ります。



すぐに出て参りました冷カレー。

当たり前ですが鯱系懐古組のカレーうどんその物です。

カレー汁の色はあまり黄色くありません。

そして、オーソドックスな複合調の香りが広がります。

お汁は、ノンカタクリ・ダブル出汁で、具は、越津系ネギに大きな揚げ、名古屋蒲鉾と豚肉。

麺は、鯱系らしく太くコシがあるものです。

ただ、全体的な印象で言うと「清明山」が100とするならば「黒川」は50ぐらいの出来でした。

なんだか、伝統という遺産に支えられたアバウト感を強く受けましたが、それなりには美味しいカレーうどんで、とりあえずは納得しています。



今現在の「鯱乃家」は名所になってしまっていて、いわゆる名古屋流カレーうどん通にとっては物足りないお店になってしまっていると感じます。

個人的にはもっと悪化しているのではないかと危惧していましたが、印象としては徳俵で踏み留まっている状態ですね。

やれば出来るはずですから、個人的にはココからの巻き返しを期待したいところです。

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本店 鯱乃家カレーうどん / 黒川駅名城公園駅志賀本通駅

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カレーうどん「戸田屋」泉・高岳・東区

2012.06.30(00:00)
カレーうどん 戸田屋 高岳 東区泉

『名古屋メン』読んだよシリーズ
1.カレーうどん


名古屋めしの亜大陸・カレーうどんには“若鯱家商標伝説”があり、『名古屋メン』において、それについての具体的記述があると思ったのですがありませんでした。

ネット上でよく語られることも多いのですが、常識的に考えれば、今大きく展開される“ちゅるうま”「若鯱家」は問題なく存在していますので、それは解決していると考えるのが妥当です。

どう解決したのかを書くのが、版元を背景とした書籍『名古屋メン』を名前付きで出版するライターの責任ではないかと私は思います。

結局、カレーうどんが名古屋モノとしての一般認識が広がるのは、書いてある通り<“ちゅるうま”「若鯱家」の出現が契機>ですから、“伝説”の説明がないと多数の読み手には消化不良として残るのですね。

「うどん錦」のところで述べられる“伝説の名人”へのアプローチが不足していることが、最大の課題ですが、興味ある方はご自身で調べられるのが良いでしょう。



『名古屋メン』カレーうどんで採り上げられているお店は、「若鯱家」「鯱乃家」「若旦那21」「うどん錦」「戸田屋」「つる岡」「千」「三朝」「むらかみ」「黄金家」「せん寿庵」の11店。

対ブログ被店率54.5%

その他コラム4本と対談1本。

対談相手は徳川家康。

なぜかコラムに今池「大丸」あり。

ちなみに、コラムの「蕎麦」は私の見解とは異なります。



カレーうどんの記事で最も興味深かったのが泉の「戸田屋」でした。

現在の三代目がいまの場所にお店を出したのが昭和34年で、それ以前の住吉時代に二代目が大須の洋食店から伝授されたルーを使ったカレーうどんレシピを受け継いでいるとのこと。

カレーうどんの原体験が、鯱系以前にある筆者は見逃せません。

早速訪れます。

戸田屋 東区泉 高岳

お昼前にお店に到着。

もちろん、カレーうどんを注文します。

まだ空いていましたので、思ったよりも早く運ばれて参りましたカレーうどんです。



まず麺です。

名古屋の標準よりは若干ですが細く感じます。

ただ、細いといってもレスポンスがある麺で食べ応えがあります。

そして、お汁。

運ばれた途端、非常に懐かしいいわゆる懐古調の香りが目の前に充満します。

色もこれぞ正に<名古屋イエロー>で、東区泉に名古屋流の伝統アリと見せつけられます。

若干カタクリ感がありますがそれも薄く、出汁はダブルではないと思いますがあまり食べたことがない邪魔をしない味で、最大の特徴であるスパイスのコクをうまくフォローしています。

具は、油揚げと豚肉、ネギとタマネギ。

トータルなイメージとしては鯱系以前の名古屋カレーうどんですが、特に黄色いお汁は現代においても、いや、今のお手軽な時代にはむしろ高級ともいえるもので素晴らしかったです。

大変美味しかったですよ。



箸袋によると「戸田屋」は、千種若水と中川にもお店があるようです。

鯱系以前、伝統の名古屋流カレーうどんを希望するすべての皆様。

桜通線高岳駅近く、東区・泉の「戸田屋」で一度是非歴史を食べてみてください。

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カレーうどん定食「三朝」今池・千種区

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戸田屋そば(蕎麦) / 高岳駅新栄町駅久屋大通駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

カレーうどん定食「三朝」今池・千種区

2012.06.09(00:00)
カレーうどん 三朝 今池 千種

カレーうどん発祥の店といわれる、東京・早稲田「三朝庵」の流れをくむ今池「三朝」。

筆者は、早稲田「三朝庵」でもココ今池「三朝」でも、かつてカレーうどん頂いたことございます。

元は同系統であったであろうカレーうどんが、名古屋・今池でどれだけ名古屋化し進化しているのか。
→「三朝」の大将は“伝説の鉄人”のお弟子さんでもあること判明しました。

名古屋のカレーうどんを語る上で、メルクマールとしてもとても重要なお店と思っています。

しかし、大手の名古屋カレーうどんランキングでは「三朝」はあまりクローズアップされていません。

お店の反対側に駐車場があること知っていましたので、平日の昼過ぎ久しぶりに車で訪れました。

三朝 カレーうどん発祥店の流れ 千種区

お店に到着。

お昼のカレーうどん定食を注文ししばらく待ちます。

定食ですと、ご飯及びコロッケとサラダの皿が付きます。

運ばれて参りました、「三朝」のカレーうどんです。



まず麺です。

名古屋の標準より若干太い中太麺といって良いと思います。

麺には“鯱系”トレンドと同じきちんとしたコシがあり、名古屋のカレーうどんとして相応しい麺です。

そしてお汁。

色は当に黄色で、疑いの余地がない名古屋流。

個人的には、かつて東山線を走っていた黄電のウインザーイエローを思い出します。

香りは複合調で甘く懐古調の匂いはしません。

具は、名古屋蒲鉾と越津系ネギ、揚げ・豚肉。

濃厚なカレー汁で辛さの中に野菜系と思われます甘い味と、鯱系でいえば先端組のスパイシーさがあり、出汁もダブルと思われ大変美味しかったです。

ご馳走様でした。



名古屋のカレーうどんを知るためには、総本山「鯱乃家」以外にココ「三朝」と清明山「若鯱家」、錦三「うどん錦」のカレーうどんが、その特徴を示すお店と思っている私です。

名古屋のカレーうどん好きにはマスト店といえるお店ですね。

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手打めん処 三朝うどん / 千種駅今池駅吹上駅

昼総合点★★★★ 4.0

カレーうどん「つる岡」千代田・鶴舞・中区

2012.06.02(00:00)
カレーうどん つる岡 牛肉 鶴舞

訪れようと思っていましたお店がやっておらず、今回ほんとは味噌煮込みうどんでお邪魔しようと思っておりました「つる岡」でのお昼です。

中区の千代田あたり、個人的にあまり来たことがありませんでしたが迷わず到着。

昼食時間をずらしたのにもかかわらず、お店は8割方の混みぐわい。

空席を見つけ、もちろんカレーうどんを注文します。

つる岡 中区 鶴舞 味噌煮込み

しばらく待ちまして運ばれますカレーうどん。

まず麺です。

名古屋のうどんとしては細い麺です。

また、「おか茂」ほどではありませんが麺は軟らかめになっています。

そしてなによりその量が多く、名古屋が持つ<嵩重視>のベクトルが垣間見えます。

次にお汁です。

こげ茶色でいわゆる名古屋流ではありません。

スパイスは微かに懐古調が香りますが、どちらかというと複合系のものと考えてよいと思います。

出汁はいわゆるダブル出汁ですが、「つる岡」の肉は牛肉ですので魚介系の味はあまり感じません。

カレー汁はノンカタクリと思われ、そして、最大の特徴は、それが重たいこと。

「最近似たカレーうどんをどこかで食べたな」と考えていたのですが、「清平」のカレーうどんが同系統であること思い出しました。

もうね、あまりにもカレー汁が重くうどんの量も多いので、食べるのに必死なんです。

ですから、具はネギと牛肉以外記憶にありません。

特に若い人には突破力をもつと思える「つる岡」のカレーうどん、美味しかったですよ。



今年は意識して名古屋のカレーうどんを食べているのですが、結構こげ茶色のお店が多く疑問に思っています。

名古屋流は経験上間違いなく黄色なので、その部分の伝統が今薄れつつあるのかもしれません。

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カレーうどんセット「有伝亭匠」女子大・栄・中区

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カレーうどんセット「有伝亭匠」女子大・栄・中区

2012.05.19(00:30)
カレーうどん 有伝亭匠 圧力釜

もう10年ぐらい前だと思うのですが、名古屋のカレーうどん界に彗星のごとく現れました「有伝亭匠」。

彼の<名古屋カレーうどんランキング>でも第5位にランクされています。

画像で見るカレー汁の見た目の濃度が薄くて、サラっとしたトロミの“鯱系”では無さそうでしたが、有名店ですので満を持してお邪魔します。



お店に到着。

カレーうどんと御飯がセットされたカレーセットを注文します。

しばらく待ちまして現れます、「有伝亭匠」のカレーうどんです。

有伝亭匠 中区・栄ウォーク・女子大

まず麺です。

細めのうどんですが強めのコシを意識させ、かつては讃岐を凌駕したという「黒川」系統と同じベクトルと言って良いと思います。

最近頂いた「おか茂」とは違い、麺自体に存在感があります。

そしてお汁。

ごげ茶色で名古屋流ではありません。

食べ始めにカタクリ感がありスパイスが懐かし系で、カレー汁としては“鯱系”よりも古い感じがするものです。

具は、油揚げ、越津系ネギとナルト。

全部が、小さく上品な状態でカレー汁と混ざります。

ナルトが面白いですが、傾向として具は名古屋と言ってよいとおもいます。

出汁は伝統的な味がします。

そして、食べ始めよりも食べ終わりに近づくに連れてお汁が“鯱系”のサラっとしたトロミに近づきます。

独自性が際立ちますが、美味しかったですよ。



女子大にありますので、あんかけスパの「そーれ」と同じようにお店周りの勤め人によって支持されているお店とお見受けします。

お汁の色は黄色くありませんが、麺の方向性・具の彩りなどは“鯱系”トレンドを感じさせ、名古屋のカレーうどん店として名声を得てること納得です。

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ミンチカレーうどん「おか茂」那古野・西区

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ミンチカレーうどん「おか茂」那古野・西区

2012.04.28(00:00)
カレーうどん おか茂 黄色い名古屋流

昔々、まだ食べ物のことを云々するのは“はしたない”という風潮が残る昭和の御代。

徐々に出版され始めた名古屋レストラン本にも掲載されていた、那古野の「おか茂」。

当時の大将は、コノ道60年であると書かれていたこと記憶しております。



その「おか茂」は、前回のカレーうどん「清平」で採り上げました彼の<名古屋カレーうどんランキング>で第8位にランクされていました。

筆者もその画像を見る限り、「おか茂」のカレーうどん汁が“黄”であることから訪れます。

名古屋の老舗 おか茂 うどん 西区

お店に到着。

「おか茂」はミンチカツ付きのカレーうどんが有名なようで、私もそれを注文しました。

しばらく待ちまして運ばれますカレーうどんです。



まず麺です。

「おか茂」のうどんは、名古屋の標準より細いうどんと思います。

また、いわゆるコシもあまりなく伝統的うどんが持つ柔らかさも感じさせます。

同じ西区の「清平」のうどんも細かったですので、地域特性かもしれません。

そして、お汁。

まず、懐かしいといいますか古いといいますか、最初に昔のカレーうどんの香りが立ち込めます。

色も正に<名古屋イエロー>で、この色こそ私が記憶する黄色い“名古屋流カレーうどん”であると言って間違いありません。

思ったより辛いので、出汁がダブルかは判りませんでしたが、サラっとしたとろみでノンカタクリであると思います。

具は油揚げと名古屋蒲鉾、越津系ネギ。

なんとなく志の田の具のようで、鯱系より前からあると思われる名古屋流が今でも残っていること嬉しいです。

あと、おそらく二度揚げされているミンチも、昔の肉屋さんのミンチカツのようであり、カレーうどんの汁を絡めて食べても負けないコクを感じさせ楽しめました。

大変美味しかったですよ。

ミンチ別 カレーうどん ライス大 おか茂 那古野

先月も、同じ那古野の「浅田屋」で濃ゆいきしめんを頂いていますが、那古野は昭和の街場が現在も生きている名古屋では数少ないエリアだと思います。

30年前は当時の円頓寺と同じく商店街に活気があった大曽根が、今あのようなことになってしまって、再開発とか区画整理とかの裏には間違いなく消滅があること肝に銘じなければなりません。

再生できればよいのですけどね。

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カレーうどん「清平」上名古屋・浄心・西区

2012.03.10(00:00)
カレーうどん 清平 名古屋 西区 上名古屋

「名古屋グルメバイブル2012」というランキングがネット上で公開されており、そのトップにカレーうどんが挙げられています。

なんでも、名古屋のカレーうどんは<京都と並んで必ず取り上げられるフラッグシップ・フード>であり、京都版では<京都の有名店5軒を食べ歩いたが、結局載せるに値しないと断念した>とし、結果<名古屋カレーうどんは名実共に日本一>と断言されています。

ひとりの名古屋めしブロガーとして、「さもありなん」と思うと同時に「御意」と頷くこと複数回。

そして、その最新版で挙げられている8店の中で、ランキングトップが西区の「清平」なんです。

「しらんなー」と思い、お昼に食べに行ってみました。

清平 きよひら カレーうどん 西区 浄心

お店に到着。

入店すると思いの外混雑しています。

最後の空きテーブルに着席し、カレーうどんを注文します。

相当待ちまして運ばれてきましたカレーうどんです。



まず麺です。

名古屋の一般的なうどんより細い麺だと思います。

鯱系と比較すると半分程度の太さしかありません。

麺はそれなりにですがコシを感じます。

そして、なんといっても最大の特徴はその量の多さです。



そしてお汁。

カレーは名古屋伝統の黄色でありません。

トロミは名古屋流鯱系で良いと思います。

香りは強い懐かし系で、直線的な辛さが際立ちます。

具は、まず気づくのが、ネギ・揚げ・タマネギが細かくなっていること。

そして、豚肉ですが、その量が私には多く感じられ、個人的には全体のバランスを悪くする原因に思えます。

出汁は、スパイスの直線的な辛さでよくわからなかったのですが、違和感は全くないものでした。

美味しかったですよ。



筆者が名古屋のカレーうどんをランキングするなら、「清平」がトップということはありません。

ただ、麺の量が多いこと、直線的辛さが際立つこと、豚肉が多いことなど、そのあたりにロイヤリティを持つ食べ手には、突破力あるカレーうどんだなという気はします。

駐車場もありますので、名古屋カレーうどん好きは是非一度どうぞ。

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“讃岐”カレーうどん「手打ちうどんかとう」太閤通・中村区役所

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“讃岐”カレーうどん「手打ちうどんかとう」太閤通・中村区役所

2012.02.18(00:00)
カレーうどん 加藤 名古屋駅から徒歩 中村区役所

名古屋の伝統的うどんは、並の幅で少し柔らかいモノが一般的だと思います。

ところが、ある分野のうどん店の麺は太いのですね。

読者の皆様は、名古屋めしの亜大陸“鯱系”に代表される“カレーうどん”がなぜ極太系なのかご存知ですか?

これが理解できたとき、ほとんど“讃岐”を食べない筆者がなぜコノお店を訪れるのかが分かります。



名古屋でも讃岐うどんを提供するお店はありますが、そのお店のカレーうどん汁は名古屋化されている場合が多いとお見受けします。

そんな中、名古屋のすべてのうどん店の中で現在トップクラスの評価を受け、なおかつ本場“讃岐”での修行を標榜する「手打ちうどんかとう」。

カレーうどんも“讃岐”流そのままのようです。

また、「かとう」の大将の修行元は、香川でカレーうどんも旨いといわれるお店と思われます。

“鯱系”「黒川」の大将が目指したものは“麺”ですので、カレーうどんにこだわる必要はないと思いますが、比較という意味で“讃岐”のカレーうどんを食べてみるモチベーションが高まりました。

手打ちうどんかとう 名古屋で讃岐うどん 名古屋駅から徒歩10分

お店に到着。

中村区役所駅を利用したことはほとんどありませんでしたので、どうかと思っていたのですが、「かとう」は3番出口すぐにお店があります。

カウンター席につき、もちろんカレーうどんを注文ししばらく待ちます。

運ばれて参りました、“讃岐”のカレーうどんです。



食べてみた印象です。

思っていたよりも細い麺です。

そして、思ったよりはコシがありません。

また、思った以上に麺が長いです。

んー、思いのほか感動したということはなく、逆にイメージしたのは、「黒川」の“絹”はこんな感じの麺なんだろうかということ。

機会があれば食べてみますね。



そして、お汁。

あんかけタイプのカレーうどんで、個人的には今はなき大須「きし仙」のあんかけきしめんを思い出します。

もちろん、そこまで“あん”は厚くありませんが。

“あん”には、人参、豚肉、玉ねぎが絡みあい深みのある味わいです。

そして、揚げは甘いもので、蒲鉾と細ネギがのります。

個人的にものすごく期待していた“讃岐”の象徴?福神漬はありませんでした。

カレーは懐かし系であまり香らず、かつ、その薄い味の割には直線的な辛さを感じます。

出汁は何というか、昔どこかの旅先で食べたような懐古調で少し甘く個人的には昭和中期の味です。



んー。商品力なんていうとオーバーかもしれませんが、単純な好みで言ってしまうとカレーうどんは“鯱系”の圧勝でした。

カレー汁の違いは食後感において決定的であると…。

例えて言うと“讃岐”と“鯱系”のカレーうどんでは、“パブリカ”と“プリウス”ぐらいの差を感じます。

つまり、比較するのはフェアじゃない。



“讃岐”は基本的に“麺”の力であること強く感じます。

その麺をかつての「黒川」が凌駕したのなら…。

全体的印象としては、手作り感があり丁寧に仕上げられているカレーうどんとの印象です。

勉強になりました。



私は香川県へモチロン行ったことがありますし、当地でだいぶ前ですが讃岐うどんを頂いたことございます。

20年以上前ですので非常に曖昧なのですが、食べたのは釜揚げで、おそらく「わら家」です。

もうそれなりの年齢ですので、今後もし香川へ行く事があったとしても、プライオリティという意味で“讃岐”のカレーうどんを食べる機会はないと思っていました。

ただ、福神漬に未練が残りましたので、もし次の機会がありましたら「源内」を思い出すことでしょう。

今回、太閤通「手打ちうどんかとう」で、本場“讃岐”のカレーうどん食べられたこと、大変ありがたく思っています。

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“冷カレー”うどん「若鯱家」清明山店・萱場(二)

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2012.02.04(00:00)
冷たいカレーうどん 清明山 若鯱家 谷口

2年ほど前、名古屋流鯱系の話題店であったお店を巡ったのですが、惜しまれる閉店が話題だった「若鯱家」極楽店のみならず、新顔の話題店として訪れました新店二店も店を閉めてしまった模様です。

その為、新たに中村公園近くの鯱系と思われるお店へも訪れるつもりだったのですが、最近噂を聞きません。

相生山「松喜久」のところでも述べましたが、名古屋流鯱系のカレーうどん店は、職人ベースの小資本で街中に点在しています。

あるときいつかは閉店し、その味が直接受け継がれずもう食べられないという現実に対し、食べ手として出来ることをすべく、一番店「若鯱家」清明山店で半年ぶりにカレーうどんを食べてきました。

カレーうどんのファーストランナー 清明山 若鯱家

お店に到着。

開店時間ちょうどに到着できるよう考えて運転していたのですが、到着時にはすでに二組着席されています。

本日は、鯱系の特徴を示す冷たいカレーうどん(冷カレー)を注文してみましょう。

しばらく待ちまして目の前に出されます“冷カレー”。

「清明山」は鯱系としては、カレーの色は元々あまり黄色くなかったのですが、今日は若干黄色いかなと感じます。

“冷カレー”ということもあってか、スパイスが香るということはなかったのですが、味はまさに筆者が鯱系ナンバーワンと認めるように、懐かしさの中に洗練性を感じるカレー汁です。

うどんも“冷カレー”ですのでいつもよりコシがあり、小ライスと共に最後の一滴までカレー汁を飲み干しました。

美味しかったですよ。



筆者がいう鯱系とは、店構えやメニュー構成・複合カレースパイス・ノンカタクリ・ダブル出汁の「黒川」を原点とする、現在名古屋で主流のカレーうどんを出すお店のことです。

もともと黄色い名古屋流カレーうどんの中で、黄色いが鯱系以前のもの、麺が太くないもの、油揚げが切れているもの、出汁が違うモノなど、いろんなタイプのモノを結局は食べて判別していくしかないわけです。。

もちろん、一つでもクリアできれば名古屋流ですが、「黒川」の影響を見いだすのがこのエビデンスブログの“レゾンデートル”と考えます。

「清明山」のような直系だけではなく、見た目など先入観を持たず、今年は鯱系を中心に名古屋のカレーうどんを意識して食べていきたいと思ってます。

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カレーうどん「松喜久」相生山・天白区

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2011.01.17(00:00)
カレーうどん 名古屋流鯱系 松喜久

ココ1年ほど折を見てカレーうどんを報告して参りましたが、食べログ連動企画としてはとりあえず今回で、名古屋流鯱系シリーズの区切りをつけたいと思います。

なお、筆者基準の名古屋流とは、黄色くトロミがあるカレーうどんの意味で、特にスパイスの味が際立ったお店のものは先端系と表現しています。

また、鯱系とは、店構えやメニュー・複合カレースパイス・ノンカタクリ・ダブル味の出汁など「黒川」に代表されるそのスタイル全体を指します。



多くのブロガーやレビュワーの皆様の中でも非常に確度の高い表現者が、このお店の大将を語っています。

それは、このお店の大将が“伝説の鉄人”と同じ時代に「黒川」にいらっしゃった、職人であると。

これを知って、「松喜久」を訪れないこと、名古屋めしブロガーとして許されません。



昼すぎにお店に到着。

7割方席は埋まっています。

私の注文はもちろんカレーうどんですが、他の方はほとんど全員、味噌煮込みうどんの定食を食べていらっしゃいます。



10分以上待ちまして、運ばれてきましたカレーうどん。

まず、見た目第一印象としてはお汁が黄色く名古屋流であることが分かります。

また、その香りが筆者にとっては大変懐かしいもので、名駅の食堂街が隆盛の昭和を思い出させます。

松喜久 天白区一つ山 若鯱家

食べてみた印象です。

まず、スパイスが主張する先端系のカレー味ではなく懐古調です。

それは、程よいコク辛さを持つものですが、エグミは全く感じません。

つまり、私が思う名古屋流としてほぼ完璧です。

また、鯱系と思える出汁も他店のものよりはかなり優しい味でした。

おそらく、「松喜久」のカレーうどんがもつこのバランスは、大人の玄人な食べ手により訴求すると思います。

そして、麺ですがよくある太麺でなく、比較的細めでどちらかと言えば柔らかめのものです。

「黒川」以前に名古屋流カレーうどんの原体験をもつ私には、極太が全てではないこと思い出させます。

あと、接客も女将さんの優しさがにじみ出ていて、寛いだ雰囲気を醸し出します。



「松喜久」のカレーうどん。

トロミの食感が、昔懐かしいです。

ここに、過去と現在をつなぐ名古屋流鯱系のスタンダードが存在します。

名古屋のカレーうどんに興味が有る方は必ず食べるべきお店と感じます。

美味しかったです、そして、個人的には大変勉強になりました。



知る限り40年以上の歴史があり、今や老舗の技、老舗の味といっていい名古屋流鯱系のカレーうどん店は、職人ベースの小資本で街中に点在しています。

一世代30年とすると、「極楽」のように、あるときいつかは閉店しその味が直接受け継がれずもう食べられないという現実が、食べての目の前に迫ります。

「松喜久」未訪の方は是非どうぞ。

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カレーうどん「若旦那21」東栄町・瑞穂区役所

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カレーうどん「黄金家」中村区則武・名古屋駅

2011.01.09(00:00)
黄金家のカレーうどん 名古屋駅 駅西

名古屋流カレーうどんの特徴は、黄色くとろみがあるお汁が代表的ですが、名古屋駅西にそのものズバリ「黄金家」という名前のおみせが有りますので伺いました。

お店の前に立ちますと、“名古屋名物カレーうどん”と大書された看板が目立ちます。

入店し、食券を買い、席につき、カレーうどんが出来上がるのを待ちます。

思ったより時間がかかりまして、運ばれてきましたカレーうどん。

見た目の第一印象としては、色があまり黄色くありません。

つまり、名古屋流先端系では無いこと分かります。

カレーうどん 黄金家 中村区則武 名駅西

食べてみた感想です。

お汁の味としては鯱系で間違いないところでしょう。

また、スパイスの香りが筆者からすると懐かしいもので、古きよき名駅の食堂街を思い出させます。

ただし、「若鯱家」を意識していると思われる、太めの麺がですね…。

今一歩というところだったのですが、訪れた時間が悪かったのかもしれません。

カレー汁としては好みでしたし、ご近所エスカにもあるビッグネーム「若鯱家」はいつでも食べられますので、次回の名駅でもまた訪れてみたい思った駅西「黄金家」でした。

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カレーうどん「若旦那21」東栄町・瑞穂区役所

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カレーうどん「若旦那21」東栄町・瑞穂区役所

2010.10.12(00:00)
カレーうどん 若旦那21 瑞穂区役所

コチラの「若旦那21」、以前訪れたことがあるなら20年以上前なのですが、今回お邪魔してみてその記憶は蘇りませんでした。

いわゆる、名古屋流鯱系のお店とお見受けしますが、“色”は今年閉店した「極楽」ほどは“黄”が際立たず、「若鯱庵」と同等の“茶”でありました。



筆者におけるカレーうどんの原体験は「黒川」より前にあります。

その基準では、まず名古屋流のカレーうどんはとにかく黄色くなければなりません。

名店「うどん錦」や閉店した「極楽」、そして、今池「三朝」あたりの“黄”が、名古屋流として相応しいと感じます。

ただ、単純に味の好みをいえば、ターメリックなどスパイスが際立つ“黄”よりも、節系と鶏ガラスープのベースが全面に出る鯱系モノも大好きです。

両者が両立するという意味で、経験的に言えば「清明山」が名古屋流として、今のところもっとも相応しいカレーうどん屋ということになってきます。

若旦那21 瑞穂区役所 名古屋流鯱系

数年前に材料を送っているという姉妹店、東京・旗の台「でら打ち」でカレーうどんを頂いていますが、確実に今回食べた物より黄色いものでした。

「極楽」閉店の理由もカレー粉でしたので、“黄”系のスパイス調達に支障がでているのでしょうか?

もしくは、味のバランスで、そのスパイスを使わないのかな?



「若旦那21」のカレーうどん。

鯱系を代表する美味であること間違いありません。

ただ、もっと黄色であれば名古屋流として完璧です。

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カレーうどん「若鯱家」清明山店・千種区

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カレーうどん「若鯱庵」野田・中川区

2010.01.24(00:00)
カレーうどん 若鯱庵 中川区野田 八田駅

近年ネット上の「若鯱家」本流系では、何故か無視されていましたが、10年前、本流として極楽・清明山とならんで語られたのは中川店でした。

その中川店は大垣へ移ったとも言われていましたが、今回、区内移転で新しく「若鯱庵」としてオープンしたと知り訪れてみます。

若鯱庵 中川店 野田町 八田

食べてみた印象です。

少し先祖帰りした物かと思いましたが、カレーうどんは鯱系でしょう。

今まで筆者がいただきました、その鯱系カレーうどんの中では、比較的甘いカレー汁です。

それでもスパイス由来の旨みは口一杯に広がり、さすがの名古屋流と思わせます。

お店周りはどちらかといえば住宅街ですので、家族連れなど訪れる客層にあわせたものを出されているのかもしれません。

大変美味しかったですよ。

駐車場も、5台程はお店前にスペースがあり、訪れやすいお店ですね。

閉店した模様

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カレーうどん「今井亭」一宮本町

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カレーうどん「今井亭」一宮本町

2010.01.10(12:00)
カレーうどん今井亭一宮店

今井亭一宮本町 本町通商店街

少し先祖帰りした物とも感じましたが、カレーうどんは間違いなく鯱系です。

「三朝」、「うどん錦」、「若鯱家」極楽のような、スパイスが際立つ名古屋流先端系ではなく、スパイスと出汁の伝統的なマリアージュを感じさせます。

また、そのスパイスの調合が、このお店の独自性を主張しているようにも思えます。

麺は、エッジは感じますが極太ではありません。

そして、多少太さにむらがあります。

その事が、よりいっそうの手打ち感を、食べ手に印象づけています。



大将と、若いにーさまで切り盛りされていらっしゃるお店です。

そして、その大将は伝説の鉄人と思われます。

現在は、その若いにーさまとの世代交代の途中とお見受けしました。

元の若鯱家一宮店を引き継ぎ、開店されて半年弱程度でしょうか。

お店も新しいですし、紙おしぼり二枚・紙エプロンも用意され、気持ちよく食事することが可能です。

なお、鯱系はカレーうどん専門店ではなく、いわゆるうどん屋さんですので、こちら「今井亭」でも、通常の鯱系にあるような、うどん等ラインナップメニューが取り揃えられます。



位置する一宮本町商店街ですが、私は、30年ほど前の大須商店街の雰囲気を思い出しました。

本町にとって、この「今井亭」はキラーコンテンツになる可能性を秘めてます。

繁盛店になるとよいですね。

閉店

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カレーうどん「若鯱家」極楽店

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カレーうどん「若鯱家」極楽店

2010.01.06(00:00)
wakasyachigokuraku

いわゆる鯱系本流のお店として名高い、「若鯱家」極楽店。

仕入れ元のカレー粉屋さんが廃業で、お店も近々閉めることになったと聞き訪れてみました。

注文したのは、当然名古屋めしの亜大陸カレーうどん。

お昼にお邪魔しましたが、当日は8割方の入りで、出てくるまで10分ほどかかりました。

カレーうどんは、名古屋流そのものの、黄色くトロミのあるものです。

麺は思ったほどではありませんが太く、ツユとの絡みも抜群でした。

バランスが素晴らしい、ザ・名古屋流カレーうどんの名店が閉店されるのは悲しいことですが、今ならまだ間に合いますね。

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カレーうどん「うどん錦」錦三・中区・栄

2009.04.28(00:00)
名古屋流カレーうどん カレーうどん 錦 中区・栄

名古屋流カレーうどんの雄、中区錦にあります「うどん錦」で食べてきました。

こちらのカレーうどんは、出汁ではなく、スパイスなどカレーベースの質で勝負する、名古屋流最先端系ですね。



最近食べたカレーうどんの中では、千種「三朝」に似ていますが、「三朝」よりは出汁の味を感じます。

スパイスも効いていて、名古屋流の特徴そのままの、高いレベルのカレーうどんです。

しかも、スパイスは後からじんわり効いてくる洗練性があり、大人の町・錦で支持されるのも納得です。

カレーうどん うどん錦 中区錦

昔、筆者が錦で飲んでいた頃は、飲んだ後は東新町であんかけスパだったのですが、今は、同じ錦でカレーうどんを食べるのが、ポピュラーになっています。

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カレーうどん「若鯱家」清明山店・千種区

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カレーうどん「若鯱家」清明山店・千種区(一)

2008.03.31(00:00)
カレーうどん 若鯱家 清明山 名店

本家筋、黒川からの暖簾分けといわれ、極楽店と並び称される正統派、清明山の「若鯱家」。

過去2回取り上げた「若鯱家」は、いわゆるチェーン店のもので、こちらとは全くの別物です。

店内に入ると満席でしたが、すぐに席が空きカウンターに着席します。

食べるべきは、もちろんアレしかありません。

名古屋めしの亜大陸、カレーうどんは名古屋流。

若鯱家清明山店 暖簾分け 外観

少し時間がかかりましたが、目の前に出てきました名古屋流カレーうどん。

黄色くトロミがあることが特徴です。

一口食べてみます。

あー旨いですねー。

久しぶりにこんな美味しいカレーうどんを食べました。

しかも、客扱いもお上手で、気分よく店をあとにすることできましたし。

普及系とは一線を画す、本流鯱系正統派、清明山の「若鯱家」ですね。

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若鯱家 清明山店うどん / 砂田橋駅
昼総合点★★★★ 4.0

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