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“讃岐”カレーうどん「手打ちうどんかとう」太閤通・中村区役所
2012.02.18(00:00)

名古屋の伝統的うどんは、並の幅で少し柔らかいモノが一般的だと思います。
ところが、ある分野のうどん店の麺は太いのですね。
読者の皆様は、名古屋めしの亜大陸“鯱系”に代表される“カレーうどん”がなぜ極太系なのかご存知ですか?
これが理解できたとき、ほとんど“讃岐”を食べない筆者がなぜコノお店を訪れるのかが分かります。
◯
名古屋でも讃岐うどんを提供するお店はありますが、そのお店のカレーうどん汁は名古屋化されている場合が多いとお見受けします。
そんな中、名古屋のすべてのうどん店の中で現在トップクラスの評価を受け、なおかつ本場“讃岐”での修行を標榜する「手打ちうどんかとう」。
カレーうどんも“讃岐”流そのままのようです。
また、「かとう」の大将の修行元は、香川でカレーうどんも旨いといわれるお店と思われます。
“鯱系”「黒川」の大将が目指したものは“麺”ですので、カレーうどんにこだわる必要はないと思いますが、比較という意味で“讃岐”のカレーうどんを食べてみるモチベーションが高まりました。

お店に到着。
中村区役所駅を利用したことはほとんどありませんでしたので、どうかと思っていたのですが、「かとう」は3番出口すぐにお店があります。
カウンター席につき、もちろんカレーうどんを注文ししばらく待ちます。
運ばれて参りました、“讃岐”のカレーうどんです。
◯
食べてみた印象です。
思っていたよりも細い麺です。
そして、思ったよりはコシがありません。
また、思った以上に麺が長いです。
んー、思いのほか感動したということはなく、逆にイメージしたのは、「黒川」の“絹”はこんな感じの麺なんだろうかということ。
機会があれば食べてみますね。
◯
そして、お汁。
あんかけタイプのカレーうどんで、個人的には今はなき大須「きし仙」のあんかけきしめんを思い出します。
もちろん、そこまで“あん”は厚くありませんが。
“あん”には、人参、豚肉、玉ねぎが絡みあい深みのある味わいです。
そして、揚げは甘いもので、蒲鉾と細ネギがのります。
個人的にものすごく期待していた“讃岐”の象徴?福神漬はありませんでした。
カレーは懐かし系であまり香らず、かつ、その薄い味の割には直線的な辛さを感じます。
出汁は何というか、昔どこかの旅先で食べたような懐古調で少し甘く個人的には昭和中期の味です。
◯
んー。商品力なんていうとオーバーかもしれませんが、単純な好みで言ってしまうとカレーうどんは“鯱系”の圧勝でした。
カレー汁の違いは食後感において決定的であると…。
例えて言うと“讃岐”と“鯱系”のカレーうどんでは、“パブリカ”と“プリウス”ぐらいの差を感じます。
つまり、比較するのはフェアじゃない。
◯
“讃岐”は基本的に“麺”の力であること強く感じます。
その麺をかつての「黒川」が凌駕したのなら…。
全体的印象としては、手作り感があり丁寧に仕上げられているカレーうどんとの印象です。
勉強になりました。
◯
私は香川県へモチロン行ったことがありますし、当地でだいぶ前ですが讃岐うどんを頂いたことございます。
20年以上前ですので非常に曖昧なのですが、食べたのは釜揚げで、おそらく「わら家」です。
もうそれなりの年齢ですので、今後もし香川へ行く事があったとしても、プライオリティという意味で“讃岐”のカレーうどんを食べる機会はないと思っていました。
ただ、福神漬に未練が残りましたので、もし次の機会がありましたら「源内」を思い出すことでしょう。
今回、太閤通「手打ちうどんかとう」で、本場“讃岐”のカレーうどん食べられたこと、大変ありがたく思っています。
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