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ミンチカレーうどん「おか茂」那古野・西区
2012.04.28(00:00)

昔々、まだ食べ物のことを云々するのは“はしたない”という風潮が残る昭和の御代。
徐々に出版され始めた名古屋レストラン本にも掲載されていた、那古野の「おか茂」。
当時の大将は、コノ道60年であると書かれていたこと記憶しております。
◯
その「おか茂」は、前回のカレーうどん「清平」で採り上げました彼の<名古屋カレーうどんランキング>で第8位にランクされていました。
筆者もその画像を見る限り、「おか茂」のカレーうどん汁が“黄”であることから訪れます。

お店に到着。
「おか茂」はミンチカツ付きのカレーうどんが有名なようで、私もそれを注文しました。
しばらく待ちまして運ばれますカレーうどんです。
◯
まず麺です。
「おか茂」のうどんは、名古屋の標準より細いうどんと思います。
また、いわゆるコシもあまりなく伝統的うどんが持つ柔らかさも感じさせます。
同じ西区の「清平」のうどんも細かったですので、地域特性かもしれません。
そして、お汁。
まず、懐かしいといいますか古いといいますか、最初に昔のカレーうどんの香りが立ち込めます。
色も正に<名古屋イエロー>で、この色こそ私が記憶する黄色い“名古屋流カレーうどん”であると言って間違いありません。
思ったより辛いので、出汁がダブルかは判りませんでしたが、サラっとしたとろみでノンカタクリであると思います。
具は油揚げと名古屋蒲鉾、越津系ネギ。
なんとなく志の田の具のようで、鯱系より前からあると思われる名古屋流が今でも残っていること嬉しいです。
あと、おそらく二度揚げされているミンチも、昔の肉屋さんのミンチカツのようであり、カレーうどんの汁を絡めて食べても負けないコクを感じさせ楽しめました。
大変美味しかったですよ。

先月も、同じ那古野の「浅田屋」で濃ゆいきしめんを頂いていますが、那古野は昭和の街場が現在も生きている名古屋では数少ないエリアだと思います。
30年前は当時の円頓寺と同じく商店街に活気があった大曽根が、今あのようなことになってしまって、再開発とか区画整理とかの裏には間違いなく消滅があること肝に銘じなければなりません。
再生できればよいのですけどね。
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